介護保険サービスについての続きです。
この『介護保険サービス』のシリーズは、「カテゴリー」から絞り込んで見ることができます。スマホでは、一番下までスクロールしましたら「カテゴリー」から絞り込み選択ができます。
まず、介護保険サービスを利用したい場合は、利用する方が『要介護認定』を受けているかどうか。
介護保険サービスで、デイサービスやデイケア、施設入所、住宅改修などの様々なサービスを利用するにあたり、『要介護認定』が必要です。
『要介護認定』を受けていない場合は、手続き市町村の窓口に出向き相談することになります。
すぐに窓口へ行って相談ができない方は、電話でのお問い合わせをしても良いと思います。
今回は、地域密着型サービスについて。
地域密着型サービスとは、これまでのサービスと何が違う?
制度上での区分けとして、広域型と地域密着型と分けています。
「広域型」とは、住んでいる市町村以外の方でもサービスが受けられる事業所(どこの住所の方でも利用できる)
「地域密着型」とは、住んでいる市町村の方のみが利用できるサービス事業所になります(住んでいる市町村在住方のみ。一部例外はあります。)
(すみません。まだ分かり難くて)
実際の地域密着型サービスで説明しますと、
認知症高齢者が少人数で生活(入居)している、グループホームというものがあります。
各市町村に1カ所以上は設置されていると思いますが、そこは(サービスを受ける方が)お住いの市町村にあるグループホームにしか入居できません。他の市町村のグループホームには入居できません。
特例で、お住いの市町村にグループホームが無ければ、他の隣接市町村のグループホームに入居できる事がありますので、詳しくは市役所の介護保険窓口でご相談ください。
次に、認知症高齢者のグループホームの入居要件について、ご説明をしたいと思います。
・認知症の診断がされている
・お住いの市町村のグループホームを選択する
ことが主な要件になります。
グループホームは、大規模な入所施設との違いは、小規模単位(9名程度)での生活空間で、ご本人さんとゆったりとかかわれる場所。
元々の設置目的や理念として、認知症高齢者は
場所が変わるとその場所が何なのか分からなくなってしまう。
病院や施設の作りだと無機質なため、心理的に落ち着かない。大人数のケアをしていると職員も多くなる。などの事から、
認知症高齢者をケアする場所として、小規模でアットホームな雰囲気、決まった職員(認知症高齢者でも覚えられるぐらいの職員数)で行うことが、認知症高齢者のケアに良いとの研究結果より設置の基準とされました。
他にも、地域密着型サービスには、小規模多機能型居宅介護、地域密着型通所介護(デイサービス)があります。
次回で書きますね。