【与那原在宅ケアセンター】 介護保険サービスの利用

与那原在宅ケアセンター

2023年07月03日 08:00

認知症ケアが続いたので、間に介護保険サービスについての続きを入れます。

この介護保険サービスのシリーズは、「カテゴリー」から絞り込んで見ることができます。

まず、介護保険サービスを利用したい場合は、利用する方が『要介護認定』を受けているかどうか。

介護保険サービスで、デイサービスやデイケア、施設入所、住宅改修などの様々なサービスを利用するにあたり、『要介護認定』が必要です。

『要介護認定』を受けていない場合は、手続きなどは市町村の窓口に出向き相談することになります。
すぐに窓口へ行って相談ができない方は、電話でのお問い合わせをしても良いと思います。

前回まで、通所系サービス、訪問系サービス、医療系の訪問サービスを書いてきました。
今回は、『施設入所』について

施設入所というと、良く出てくる言葉として「老人ホーム」があります。
入所施設にも種類があって、「特養」、「老健」、「介護医療院」があって
それぞれに目的が違います。

『特養』 
昔からの老人ホームと言われる施設で、ずっと入居できる施設になります。

『老健』 
在宅(自宅)復帰を目指す施設となり、医師や看護師、リハビリ、管理栄養士などの専門職が関わり、病院でのリハビリでは未だ自宅に戻れなかった方を、1~6カ月間程度リハビリをしながら自宅へ戻る準備をします。
病院からの入所だけでなく、自宅で介護をしていて、最近歩くことが難しくなってきたな~とか、ちょっとリハビリをさせたいな。と思った時に、1~2カ月間程度のリハビリをしてもらう。ことも一つの選択肢と思います。

『介護医療院』 
医療的ケアが常に必要であり、特養や老健では難しい方が入所しています。

これら以外に、『有料老人ホーム』、『サービス付き高齢者住宅』もあります。
こちらは、主にお部屋を事業所と個人契約することになり、アパートとは違い職員が常駐または電話などで連絡がつくことになっております。介護保険制度上では、施設というより居宅、自宅的な捉え方になっています。外部のデイサービスなどを利用できたりもします。

様々な入所に関する事業所があり、分かりにくい面もありますが、担当のケアマネジャーさんと
ご相談をしてみてください。

次回、地域密着型サービスについて

【与那原在宅ケアセンター】

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