与那原在宅ケアセンター

【与那原在宅ケアセンター】　介護保険サービスの利用

まず、介護保険サービスを利用したい場合は、利用する方が『要介護認定』を受けているかどうか。

介護保険サービスで、デイサービスやデイケア、施設入所、住宅改修などの様々なサービスを利用するにあたり、『要介護認定』が必要です。

『要介護認定』を受けていない場合は、手続きなどは市町村の窓口に出向き相談することになります。
すぐに窓口へ行って相談ができない方は、電話でのお問い合わせをしても良いと思います。

前回、『地域密着型サービス』のご説明をしました。今回は、その中の『小規模多機能型居宅介護』について。
漢字で１１文字。難しくて何なのか分からないですよね～

一番の特徴は、多機能とありますように、１カ所で「通い」、「自宅に訪問」、「お泊り」のサービスが受けられる事業所になります。

何が良いのか？前回のグループホームでも書きましたが、『小規模で、アットホームな雰囲気で、決まった職員でのケアができること。』が、認知症高齢者の人（職員）や環境が変わることで、パニックになってしまうことを軽減できることになります。

小規模多機能のメリットは、『通所系・訪問系・宿泊系』のサービスが１カ所で、要介護度ごとの決まった固定料金でサービスが受けられます。決まった料金以外にも、お泊りなどはリネン代や食事費（夕食・朝食）などの追加料金もあります。

利用するご本人さんやご家族さんには、メリットの大きいサービスですが、残念ながら沖縄県では減少しています。
地域密着型サービスのため、登録者数の確保が不安定で、運営が厳しいこともあります。その他にも、介護職員を確保することができない事もあると思います。

すばらしい制度やサービスも、職員・スタッフがいないために、維持することが困難な時代になってきています。

少しずつですが、確実に忍び寄ってきている「介護難民時代」
真剣に将来のことを考えないといけない時期に入っています。


この介護保険サービスのシリーズは、「カテゴリー」から絞り込んで見ることができます。スマホでは、一番下までスクロールしましたら「カテゴリー」から絞り込み選択ができます。