【与那原在宅ケアセンター】 認知症ケア
【与那原在宅ケアセンター】認知症ケア
台風の影響か、今日は曇り空で少し暑さが和らいでいますね。それでも、汗はかきますので、こまめな水分補給をするようにしてください。
これまで、「アルツハイマー型認知症」、「レビー小体型認知症」、「前頭側頭型認知症」について、特徴などを書いてきました。2つのタイプが混合している場合や、進行して他の認知症タイプに移行していることがあります。
アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症の混合型ですが、
何がどう違うかと言うと、それぞれの認知症タイプの特徴を呈していることだと感じております。
初期の頃に、アルツハイマー型認知症と診断されたが、途中からレビー小体型認知症とも言われたなど。
認知症が進行することで、他のタイプと混合することもありますが、あまり難しく考えるより、「ご本人に合わせた介護」を念頭に入れておけば良いと思います。どの認知症タイプでもこの考え方は基本的に一緒だと思います。
それは、ご本人さんは物忘れにより、不安な心理状況となり、そわそわと心配し周りに助けを求める。しかし、何度も忘れてしまうため、すぐに同じことを聞いてくる。
脳の海馬の衰えにより、記憶保持がうまくできず、ご本人にとっては毎回が初めてのこと。
メモを書いて、毎回見てもらい、ご本人が安心できる「環境づくり」や食事したことを忘れる症状の方は、食事を食べ終わってもしばらくは片付けずに食器を置いたままにしておく。
など、物忘れによるトラブルが起きない対処方法は、認知症ケアの勉強で学んできました。
自分の母親は、いつからか日記をつけるようになり(これまで習慣はありませんでした)、そこに何度も聞かれることは書いてもらうようにしています。
例えば、家の外灯を消すかどうか聞いてくる。聞いてきたので、「点けていたらー」と返答した。
1分後に、日記を見ながらまた聞いてきた。今度は「外灯は寝る時も点けておくのー、勿体ないさー」と。
どっちでもいいやと考え、母親のその時の気分で外灯を消したり、点けたり。これに「こだわっている」とケンカになる。
本人がその時、その場所で、気持ちが落ち着くことで、良しとしている。
『コウノメソッド』でお薬を家族天秤法として、微調整するやり方を提唱されている河野医師の考え方が好きで、時間のある時はネット検索して新しい情報が出ていないか調べています。
ご本人の状況も大事だけど、ご家族さんが介護で疲れないようにお薬を微調整する考え方。その時々で、ご家族さんやご本人さんの大事なことが変わる。それを受け入れてくれる医師。ご本人のことを第一に考え、天秤ばかりのようにお薬を微調整する方法です。
次回は、認知症とお薬について
介護が長く続いて、精神的疲れたなーと思ったら、役所の介護保険の窓口や
地域包括支援センターに相談するようにしてください。親子関係が壊れないうちに!
認知症ケアは、一人で抱え込まないことが重要です。
相談相手を見つけて、グチをこぼせる場所を見つけましょう。
【オレンジカフェ与原】毎週木曜日14時~17時までオープンしています。
介護や認知症などのユンタクができる場として提供しています。
100円でフリードリンク(コーヒー、紅茶、緑茶)
認知症に関する書籍も置いています。
夏の暑さしのぎで遊びに来ても良いですよ。
介護に関することで気になっている一般の方、介護関係者など、与那原町外の方でもお気軽立ち寄ってください。

台風の影響か、今日は曇り空で少し暑さが和らいでいますね。それでも、汗はかきますので、こまめな水分補給をするようにしてください。
これまで、「アルツハイマー型認知症」、「レビー小体型認知症」、「前頭側頭型認知症」について、特徴などを書いてきました。2つのタイプが混合している場合や、進行して他の認知症タイプに移行していることがあります。
アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症の混合型ですが、
何がどう違うかと言うと、それぞれの認知症タイプの特徴を呈していることだと感じております。
初期の頃に、アルツハイマー型認知症と診断されたが、途中からレビー小体型認知症とも言われたなど。
認知症が進行することで、他のタイプと混合することもありますが、あまり難しく考えるより、「ご本人に合わせた介護」を念頭に入れておけば良いと思います。どの認知症タイプでもこの考え方は基本的に一緒だと思います。
それは、ご本人さんは物忘れにより、不安な心理状況となり、そわそわと心配し周りに助けを求める。しかし、何度も忘れてしまうため、すぐに同じことを聞いてくる。
脳の海馬の衰えにより、記憶保持がうまくできず、ご本人にとっては毎回が初めてのこと。
メモを書いて、毎回見てもらい、ご本人が安心できる「環境づくり」や食事したことを忘れる症状の方は、食事を食べ終わってもしばらくは片付けずに食器を置いたままにしておく。
など、物忘れによるトラブルが起きない対処方法は、認知症ケアの勉強で学んできました。
自分の母親は、いつからか日記をつけるようになり(これまで習慣はありませんでした)、そこに何度も聞かれることは書いてもらうようにしています。
例えば、家の外灯を消すかどうか聞いてくる。聞いてきたので、「点けていたらー」と返答した。
1分後に、日記を見ながらまた聞いてきた。今度は「外灯は寝る時も点けておくのー、勿体ないさー」と。
どっちでもいいやと考え、母親のその時の気分で外灯を消したり、点けたり。これに「こだわっている」とケンカになる。
本人がその時、その場所で、気持ちが落ち着くことで、良しとしている。
『コウノメソッド』でお薬を家族天秤法として、微調整するやり方を提唱されている河野医師の考え方が好きで、時間のある時はネット検索して新しい情報が出ていないか調べています。
ご本人の状況も大事だけど、ご家族さんが介護で疲れないようにお薬を微調整する考え方。その時々で、ご家族さんやご本人さんの大事なことが変わる。それを受け入れてくれる医師。ご本人のことを第一に考え、天秤ばかりのようにお薬を微調整する方法です。
次回は、認知症とお薬について
介護が長く続いて、精神的疲れたなーと思ったら、役所の介護保険の窓口や
地域包括支援センターに相談するようにしてください。親子関係が壊れないうちに!
認知症ケアは、一人で抱え込まないことが重要です。
相談相手を見つけて、グチをこぼせる場所を見つけましょう。
【オレンジカフェ与原】毎週木曜日14時~17時までオープンしています。
介護や認知症などのユンタクができる場として提供しています。
100円でフリードリンク(コーヒー、紅茶、緑茶)
認知症に関する書籍も置いています。
夏の暑さしのぎで遊びに来ても良いですよ。
介護に関することで気になっている一般の方、介護関係者など、与那原町外の方でもお気軽立ち寄ってください。
