【与那原在宅ケアセンター】 認知症ケア
前々回、前回からアルツハイマー型認知症の記憶障害に対する対応策などを書いています。
今回は、頭頂葉の機能低下からくる、時間、味覚、空間認識ができなくなる症状について
認知症の症状で、時間や日付が分からなくなってしまっている。味覚がおかしくなっている。(料理の味付けがおかしい)という症状は感じるけど、記憶障害として物忘れが極端に衰えていないから、認知症ではないと安心するには早計です。
初期の症状としてのSOSかもしれません。
一般の方でもできる時間、空間認識のテストがあります。
時計盤をイメージして、丸を書いたものをご本人に渡して、口で「10時10分の時計の針を書いてみて。」と言って書いてもらうテストです。
秒針は描く必要なく、短針と長針、時間を示す数字(1~12)も書いてもらいます。
インターネットなどでも検索できると思いますが、認知症状が出始めている方は、変な時計を描きます。
もう一つのテストは、空間認識として、
「立方体の四角形を書いてもらう」
普通の人でも難しいですので、難度は高い方だと思います。立方体を紙に、実際に書くことができるか?
になります。難しいようでしたら、見本を書いて同じように書いてもらうようにしてもOKです。
これらの機能低下や衰えがあったからといって、認知症と判断するには早いです。
記憶障害(物忘れのひどい)などもあって、日常生活に問題が出始めているようでしたら、相談するようにして早めに対処すれば、進行を遅らせることができます。
どこに相談するか。まずは、市町村の窓口で、介護保険の窓口か地域包括支援センターが良いと思います。
認知症は、年を取ると誰でも可能性がある病気で、特殊な病気ではありません。
・今まで出来たことが、出来なくなってきた。
・同じ話を何度もする。
・約束したことをすっかり忘れている。
など、認知症の普通の症状が、家族のケンカになっていきます。
うまくやり過ごしたり、場面変えなどをするなど、知っていたら精神的な負担軽減につながることを、次回で伝えようと思います。

今回は、頭頂葉の機能低下からくる、時間、味覚、空間認識ができなくなる症状について
認知症の症状で、時間や日付が分からなくなってしまっている。味覚がおかしくなっている。(料理の味付けがおかしい)という症状は感じるけど、記憶障害として物忘れが極端に衰えていないから、認知症ではないと安心するには早計です。
初期の症状としてのSOSかもしれません。
一般の方でもできる時間、空間認識のテストがあります。
時計盤をイメージして、丸を書いたものをご本人に渡して、口で「10時10分の時計の針を書いてみて。」と言って書いてもらうテストです。
秒針は描く必要なく、短針と長針、時間を示す数字(1~12)も書いてもらいます。
インターネットなどでも検索できると思いますが、認知症状が出始めている方は、変な時計を描きます。
もう一つのテストは、空間認識として、
「立方体の四角形を書いてもらう」
普通の人でも難しいですので、難度は高い方だと思います。立方体を紙に、実際に書くことができるか?
になります。難しいようでしたら、見本を書いて同じように書いてもらうようにしてもOKです。
これらの機能低下や衰えがあったからといって、認知症と判断するには早いです。
記憶障害(物忘れのひどい)などもあって、日常生活に問題が出始めているようでしたら、相談するようにして早めに対処すれば、進行を遅らせることができます。
どこに相談するか。まずは、市町村の窓口で、介護保険の窓口か地域包括支援センターが良いと思います。
認知症は、年を取ると誰でも可能性がある病気で、特殊な病気ではありません。
・今まで出来たことが、出来なくなってきた。
・同じ話を何度もする。
・約束したことをすっかり忘れている。
など、認知症の普通の症状が、家族のケンカになっていきます。
うまくやり過ごしたり、場面変えなどをするなど、知っていたら精神的な負担軽減につながることを、次回で伝えようと思います。
