与那原在宅ケアセンター

一般の方もこのブログを見ていると思い、在宅介護で難しい
認知症ケアについて、少しお話をします。

・認知症のタイプは主に４つ
・タイプによって症状の出方が違います
・介護保険サービス以外にどんなもの（機器なども）があるか
・認知症の症状が軽減できる方法はあるのか（私見も含め）
について書いていきます。

まずは、『認知症のタイプ』について
１．アルツハイマー型認知症
２．レビー小体型認知症
３．前頭側頭型認知症
４．脳血管性認知症
になります。医学的にはもっと細かく分類されていますが、主にこの４種類。

『アルツハイマー型認知症』とは、

脳の『海馬』という領域が委縮して認知症状が出現することが多いです。この海馬は、記憶を司る役割をもっており、『物忘れがひどくなっている』という一般的な認知症の症状になります。

あと、頭頂葉という領域にも影響が出て、この領域が機能低下すると、『時間』、『味覚』、『空間認識』が、分からなくなってあやふやになります。

認知症の症状で、時間や日付が分からなくなってしまっている。味覚がおかしくなっている。（料理の味付けがおかしい）
空間でいえば、複数階の建物に買い物などに行った際に、自分がどこにいるのか、今までより極端に分からなくなっている。などが、主な特徴的な症状といえるのではないでしょうか。

実際に、自分の母親も同じ症状が出始めて、８年目になります。
自分の母親の症状では、料理している時に、話しかけると料理の手順や今何をしていたのか分からなくなり、少しパニックになります。

もう少し書きたいですが、次回にしたいと思います。